高校ダンス部、その全国大会であるダンススタジアム。
この大会に明確なるテーマ性、コンセプトを設定して登場するダンス部がいくつかある。
代表的な高校が神奈川県の市ヶ尾高校、同じく神奈川県の川和高校、
そして東京の品川女子学院、などなど。
これら関東の高校はいずれも今大会で上位に評価されている。
毎年、生徒たちが考え、チャレンジする姿が素晴らしい。
そのテーマ設定は勇猛果断であり、なんというか、決めたからにはやり切る覚悟がそのダンスににじみ出ており、その学校の伝統や文化や哲学がそのステップに現れており、敬服せざるを得ないところです。
このタイプのスタイルもまた高校ダンス部の醍醐味であり、失ってはならないものであると。
幼少期から鍛えられたダンス力をさらに徹底的に高め、抽象的なテーマを芸術的な表現力で演じきるダンス部がこのところ圧倒的に強い傾向にあるけれど、それでも高校でダンスを始めた生徒らが自分たちで知恵と工夫を駆使して作り上げる作品群も大いなる魅力を秘めている。
勇猛果断なる高校ダンス部たちです。
今回の大会、特にインパクト大であったのが、品川女子学院。
毎年テーマが目まぐるしく変化する。まったく違う角度から攻め続ける高校であり、もっともアグレッシブな学校であると言える。
昨年はミスコンだったかな。その前はつっぱりヤンキーもあった。お坊さんもあったな。
今年はなんとイモムシ。マジですか。
これはあれなんかな。
もしかしたら裏テーマはカフカですか?
実存主義哲学なんかな、とこちらはこちらでいろいろと人間存在の根源性についても思いを巡らせておりました。
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